こんにちは。今日は、意識し始めてから明らかに仕事の質が上がった、3つのコツを共有します。
先に打ち合わせを設定しておく
仕事が目の前にあります。もしかしたら、特に明確な締切は設定されていないかも知れません。もしかしたら、そんなに急いでいない業務かも知れません。何とか「この日までに完了させるぞ!」と気合を入れて期限を決めてしまったとしても、それが個人的なタスク管理で上の締め切りであれば、全く強制力がありません。
ずるずる先延ばしにして、上司に「あの件どうなった?」と聞かれて急いで手を動かすも他の締切が近いタスクもあったり急に顧客から電話があって急ぎの業務が横入りしたりで、結局手を付けられず…。中途半端な状態で提出しないといけないか、自責の念に苛まれて上司にもうちょっとだけ期間をもらえるようにお願いする…。そういう事って誰にしもあると思います。
「強制力」。これがキーワードです。先に、その仕事を提出する、レビューしてもらう打ち合わせを仕事の依頼主と設定しておきます。勿論、打ち合わせをリスケジュールすることもできますが、打ち合わせを事前に設定することで、自分に社会的なプレッシャーがかかります。仕事を提出する相手が上司や顧客であれば、そのプレッシャーはもっと大きくなります。不思議なのかごく自然なのか、やはり自分だけへの約束よりも、他人との約束の方が強制力があり、背中をプッシュしてくれます。
仕事がアサインされた時点で打ち合わせを設定するようにしてから、仕事の質が上がりました。
寝て、午前中に頭を使う仕事をする
仕事の種類を大きく2つに分けることができます。単純な作業と頭を使う作業です。
単純な作業は手順が全て明らかなもの。思考を使わずに手を動かすだけで自動的に遂行できます。恐らく、ちょっとした工夫やソフトウェアの導入をしてしまえば、効率化・自動化ができてしまう、マニュアルさえ作ってしまえば他の人に任せてしまう作業です。勿論効率化・自動化をしてしまったり人に任せてしまったりすれば個人的には仕事の能率が良くなりますが、なかなか踏み出せないような状況もあり、その単純作業を自分で遂行せざるを得ない場合もあります。
もう一つは、頭を使う仕事です。創造性や知性、思考力を使い、自分の能力より少し上のチャレンジングな仕事です。例えばそれは、分析の仕事かも知れません。吸い上げたデータと睨みっこして先行指標を見つけて示唆を提示しないといけないかも知れません。例えばそれは、セミナーの企画かも知れません。集客が捗るような内容で、満足度も高く自社の認知度を高めるような企画かも知れません。単純に手を動かしたら済むという訳ではなく、パソコンの画面と睨みっこし、時には人と議論をし、頭を使わないといけないです。思考力を使います。
そんな頭を使う仕事は午前中に実施しましょう。騙されたと思って午前中に頭を使う仕事をし、午後に単純な作業ができるようにプロットしてみてください。もしくは、今日頭を捻らせてもなかなか前に進まなかった仕事を一旦止めて、寝て、次の日の朝にしてみてください。昨日の苦労が嘘のように仕事が前に進みます。
本当に不思議なのですが、寝ることによって忘却が働き頭が整理されて、朝にはゴミがない状態になります。昨日全くどう進めて良いかわからなかった仕事が、一瞬で片付きます。ネクストアクションが見えます。
頭を使う作業は午前中にやってみましょう。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください。
本当に、これらのポイントを意識し始めてから仕事の質が上がりました。かなり上がった感覚です。引き続き継続していきます。皆様も、ぜひ、騙されたと思って意識しながら試してみてください。
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